アンチエイジング〜いつまでも美しく〜

1988年、アメリカの医療関係者が確立した技術が、
皮膚科で行われているフォトフェイシャルです。

フォトフェイシャルは
またたくまに世界のあちこちで取り扱われるようになり、
利用者も増加しています。

残念ながら、フォトフェイシャルにも短所はあり、
用心しておきたいことなどもあります。

フォトフェイシャルを利用する時には
そのリスクについても知った上で受けてください。

フォトフェイシャルは失敗や副作用がありませんが、
医療行為であることを頭に入れておく必要があります。

医療施設でフォトフェイシャルを受けるという場合、
皮膚科の医師ではなく
看護師が扱うという可能性もないわけではないようです。

フォトフェイシャルを受ける時は、
その施設がフォトフェイシャル協会に
名前があるか調べておきましょう。

スーパーフォトフェイシャルや光エステという名称で、
フォトフェイシャルより簡便に似た効果が得られるという
触れ込みの施術を行っているエステサロンがあるといいます。

また、本来ならフォトフェイシャルとは言い難いのに
フォトフェイシャルと称している皮膚科や医療機関もあります。

フォトフェイシャル協会によって
認可を受けている医療機関の治療行為が、
フォトフェイシャルと見なされます。

無認可のフォトフェイシャルや、
皮膚科医師ではない人が扱う
フォトフェイシャルを不用意に受けると、
後々で肌トラブルなどが起きる可能性があるようです。

エステサロンで行われているフォトフェイシャルや
フォトフェイシャル協会に加盟していない医療機関を
選ぶのはやめたほうがよいでしょう。

フォトフェイシャル協会に名前を連ねている
皮膚科の医療施設でフォトフェイシャルを
受けるようにできれば安心です。

皮膚科で行われるフォトフェイシャルでは
大概の肌のトラブルを解決することができます。

１回につき30分ほどで、手術はすぐに終わります。

フォトフェイシャルの場合、
施術の最中はほとんど痛みはありませんが、
まれに輪ゴムではじくような痛みを感じる場合があります。

麻酔を皮膚に塗って
フォトフェイシャル中の痛みを緩和している
皮膚科も存在しているそうです。

フォトフェイシャル後は、
さほど間をおかずとも顔を洗ったり化粧を施したりできます。

顔の広い範囲にフォトフェイシャルの光を照射することによって、
肌に元々ある保水力や代謝を促して
若々しいハリのある肌を形成できます。

肌の深層部で作られているコラーゲンを増やしつつ、
メラニン色素を壊して
健康的な美肌効果をもたらすことができるというわけです。

レーザーでの美肌治療も皮膚科では扱っていますが、
レーザーの光は単一です。

一方、波長の幅が広いフォトフェイシャルの光は
肌への負担が少ないことが特徴で、
肌を傷めるリスクが少なく済みます。

皮膚科のフォトフェイシャルでは、
特殊な光でメラニン色素部分や
問題を引き起こしている毛細血管を照らします。

光のエネルギーが熱に変わり、
皮膚の組織に反応を促すのです。

コラーゲンなど肌に有効な成分を作り出す
細胞の働きが活性化されます。

皮膚科のフォトフェイシャルは内側から
自然に美しい肌に変化するのです。

フォトフェイシャルという美容治療が盛んに行われているようです。

光を肌に照射する施術で、
皮膚科や美容外科などで受けられます。

ＩＰＬという特殊なフィルターを通して作った光を使って、
皮膚科などではフォトフェイシャルをしています。

光による美容治療は非常に幅広く、
ニキビやニキビ跡の緩和、
赤ら顔やそばかすの解消などがあります。

フォトフェイシャルのＩＰＬは特定のものに反応する光です。

特定のものというのは、おもにメラニンです。

しみ、そばかすなどのトラブルを起こす原因になる
メラニンにダメージを与えることにより、
美肌や美白などの効果をもたらします。

肌の保湿に欠かせないコラーゲンを体内で作る能力は
加齢と共に失われがちですが、
光の作用でコラーゲンを作りやすくしてくれます。

お肌の水分を保ち、シワやシミのない肌にする効果が、
ＩＰＬを肌にあてることによってもたらされます。

光を用いる美容施術にはレーザーもありますが、
差はどこにあるのでしょう。

フォトフェイシャルは肌に優しく、
施術後に腫れや赤みなどが残ることはほとんどありませんが、
レーザー治療では色素沈着などのリスクがあると言われています。

エステサロンなどで、看護師などが施術することがありますが、
美容皮膚科で医師によって施術してもらうのが望ましいです。

皮膚科や美容皮膚科では1回だけでフォトフェイシャルを行うのではなく、
3週間ごとに5回ほど行います。フォトフェイシャルの作用は
万人に等しく出るわけではなく、
個々人の肌のコンディションや生活習慣などでも違います。